まず、定義について。風邪(または「頭風邪」)は、鼻やのどのウイルス感染症。肺炎は肺の感染症。気管支炎や気管支炎は「胸風邪」と呼ばれることがありますが、普通の風邪ではありません WebMD )。風邪をひかなくても肺炎になることはできます。風邪の典型的な症状である鼻水やくしゃみについては触れられていない MedlinePlus ウイルス性肺炎に関する記事 はこちらです。誰かから風邪をひいて、その後に肺炎を発症するという典型的なシナリオを経る必要がないからです。症状がなくても、鼻や口、のどにインフルエンザウイルスなどのウイルスが「正常なフローラ」の一部として入っていることがあります。何らかの原因で免疫力が弱くなった時に、そのウイルスが増殖して、鼻・喉に(感冒)、あるいは吸い込んだ場合は気管・気管支に(気管炎・肺炎)、肺に(肺炎)と症状が出ることがあります。
要は、コメントでCarey Gregoryさんがおっしゃっていたように、タイミングではなく、症状から診断を下すことができるかもしれないということですね。一般的な風邪や胸風邪では、通常は発熱がなく、肺炎では通常は発熱があります(ただし、常にではありません)。