製造販売業者の処方情報」(http://pi.lilly.com/us/zyprexa-pi.pdf)(別称:添付文書)には、医薬品の開発・承認過程で得られた安全性及び有効性に関するデータに基づき、推奨される用量が記載されています。本剤は、ほとんどの適応症において、1日10mgが「通常の」目標用量であることを示している。急性の躁病エピソードでは15mg/日の高用量が適切である。また、PI の安全性データを論じている部分では、最大投与量を 20 mg/日としている。
治療抵抗性のある統合失調症では 1 日 60 mg までの投与が報告されているが、これは稀であり、それを裏付けるデータは弱い。それは、(PIに記載されているように)〜30時間の長い半減期のために1日2回投与で使用されることはほとんどありません。Lehman AF, Lieberman JA, Dixon LB, et al, American Psychiatric Association, Steering Committee on Practice Guidelines. 統合失調症患者の治療のための実践ガイドライン第2版. 症例数が多いのは、その分だけである。2004;161(2 Suppl):1-56.