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ヘモクロマトーシスの若い人でも鉄分は正常値になるのでしょうか?
ヘモクロマトーシスは、体内で鉄分を吸収しすぎて、体内の鉄分が過剰になり、臓器障害を引き起こす遺伝性疾患です。
ヘモクロマトーシスの症状は40歳以降に出やすいのですが、初期の鉄分過剰の場合は、臓器障害が起きていても症状が出ないことがあります。具体的には、25歳以下の若い患者さんで鉄の検査をして正常値が出た場合、その若い人はヘモクロマトーシスを持っていないと結論づけることができるのでしょうか?
ヘモクロマトーシスを持っている患者さんが若い時に鉄が正常値になる可能性があるとしたら、鉄が正常値から外れる前に病気による臓器障害が起こるのか、それともそれが起こってからなのか、ということでしょうか?